カードローンの借り換え(おまとめローン)と住宅ローン借り換えの比較

より良いローンへの借り換えは、住宅ローンだけでなくカードローンの場合でも大きな効果を生むことがあります。しかし、住宅ローンとカードローンではローンの性質が大きく異なるため、借り換え用のローンの選択基準も変わってきます。

一例としては、住宅ローンの借り換えの場合は金利差だけでなく諸費用も勘案しないといけないのに対して、カードローンは諸費用に当たるものはないため、借り換え前後の金利差が最も大切になります。

また、住宅ローンは一般に借り換え前の住宅ローンは1つですが、カードローンの場合は借り換え前のローンが複数あり、それらをすべて一つのローンにまとめる、所謂「おまとめローン」としての使い方も多いのが実情です。そうすると、借り換え後(おまとめ後)のローンの審査に通るかどうかが最も大切な要素になります。

このように住宅ローンとカードローンでは借り換えに際して考慮するポイントが異なります。以下では住宅ローンとカードローンの比較を通して、カードローンの借り換えやおまとめのポイントを考えていきます。



借り換えをしてカードローンの返済の負担を減らす

カードローンを利用した場合、借入金額に応じた利息をプラスして返済する必要があります。もし、同じ金額を借りているのであれば、金利が安く設定されている金融業者を利用することによって、返済総額を低く抑えることが出来ます。現在利用している金融業者から低い金利が設定されている金融業者へ借り換えをすることにより、返済額を少なくすることが出来ます。

カードローンの借り換えを行う目的はただ一つ、返済総額を少なくするということがですから、金利が高い業者を利用している場合にのみ有効です。現在、多くの金融業者は身分証明書だけで申し込みを行うことが出来ます。気軽に利用することが出来るというメリットがある反面で、金利が高めに設定されているとも言われています。

借り換えの審査で重要視される事としては、利用履歴と借入残高の2つです。今まで返済が遅れてしまったり、借入残高が多いと審査を通過することが出来る可能性が低くなります。

一つの業者で多額の借り入れをしている場合はもちろんのこと、複数の借り入れをしている場合でも、借り換えをし借入先を一本化することによって返済の負担を減らすことが出来ます。これは、カードローンは借入額が多くなるほど金利が安くなるためです。



おまとめローンを活用する際の注意点

従来は、複数の金融機関から融資を受けている人は、他の金融機関から返済のための借り入れを繰り返し、いずれ破産してしまうという悪循環に陥ってしまうことが多く見受けられました。最近よく耳にするおまとめローンは、複数の金融機関からの融資を一つの金融期間からの融資にまとめることで、債務の負担を軽減する仕組みで、活用の仕方によっては、かなり債務負担を軽減することができます。おまとめローンを活用する際の留意点は、次のとおりです。第一に、金融機関を慎重に選択することが大事です。

異なる利率、支払日、支払総額のローンをせっかく1つにまとめて債務負担を軽減するために活用するのですから、利率の低い金融機関を選択することが重要になります。おまとめローンのサービスを提供している金融機関は様々ありますが、どの金融機関でも融資にあたっての審査基準があり、通常のローンよりも厳しい審査基準となっているので、利用できる金融機関には制限がでてくる可能性があります。その場合、自分が活用できる金融機関の中で一番低い利率の金融機関を選択することが重要です。

第二に、申し込みにあたっては、虚偽の申告は行わないことです。虚偽の申告を行っても、金融機関は審査のプロですので、虚偽が露見した場合、将来の融資を受けることができなくなる可能性がでてきます。最後に、月々の返済金額、返済総額にも留意が必要です。ローンを一つにまとめることで月々の返済金額は減りますが、返済期間は伸びることになります。返済期間によっては、返済金額が増えてしまうこともありますので、月々の返済金額を決める際は、自分自身の生活状況・就業状況に応じて、返済金額総額も視野にいれて、計画的な返済計画を立てることが重要です。




住宅ローンとカードローンについて

人々がいろいろな物を購入したり、サービスを受けたりする場合に対価を支払う必要があります。そのため生活をしていくためには必ずお金が必要になってくることになります。

そして物を購入したり、サービスを受けたりするために必要となるお金を所持していれば特に問題ありません。しかし住宅などの高価な物を購入する場合、対価として支払うお金を所持していることはあまりありません。また給料日前などでちょうどお金が不足している場合は普段は普通に現金を出して購入できたり、サービスを受けることができる場合でもそのようにすることはできません。

このような場合は金融機関からお金を融資してもらうことになります。そして人々が生活をする中でお金を借りる方法として多いのが住宅ローンと消費者金融のカードローンです。前者は住宅の購入や建築をするために必要な資金の借入で後者は普段の生活のする場合、いろいろな時に使用するための資金の借入で使徒は原則制限されていないのが特徴です。

そして住宅ローンの借入と消費者金融のカードローンはいろいろな面で違いがあったり借入をする際に影響を与えることがあるのでそれらについて見ていくことにしましょう。


住宅ローンを利用できる金融機関とカードローンを利用できる消費者金融

住宅ローンもカードローンもお金の融資を受けることになるので、金融機関を利用するということについては共通しています。しかし利用する金融機関は相違していて、住宅ローンの場合は銀行、信用金庫、労働金庫、農協(JA)、公的金融機関、モーゲージバンクなど多岐にわたります。これに対してカードローンは基本的に消費者金融を利用することになります。

住宅ローンを利用できる金融機関
  • 銀行(インターネット銀行含む)
  • 信用金庫
  • 労働金庫
  • 農協(JA)
  • 公的金融機関
  • モーゲージバンク

住宅ローンを利用できる金融機関でまずあげられるのは銀行です。この金融機関は大多数の人が普段の生活をする時に利用しているので最も身近な存在であると言えるでしょう。銀行はどのような業務を行っているのかというと人や企業などからの預金の受け入れや貸付、人や企業がいろいろな取引をする場合、現金のやり取りをしないで決済をする為替業務、住宅ローン、投資信託などいろいろな金融商品のサービスなどを提供しています。ここ最近においては店舗がある一般の銀行だけでなく、インターネット上で営業をしているネット銀行も登場してきています。

次にあげられるのが信用金庫、労働金庫です。信用金庫とは地域に住んでいる人や企業がお互い協力して会員となり、地域を活性化させるために作られた金融機関のことを言います。労働金庫とはいろいろな労働者の団体が会員となり、それらの者の行う活動のために金融の円滑化を図るために作られた金融機関です。この二つの金融機関が提供する住宅ローンはどちらかというと地域密着型という感じになっています。

それから農協(JA)がありますが、これは農業を営む人によって組織された協同組合のことを言い、農業が発展して農業者の地位を向上させることにより国民経済の発展のために作られました。そしてこの金融機関が提供する住宅ローンは会員や准会員になれば農業を営んでいなくても利用することができるという特徴があります。

そして民間の金融機関だけでなく、公的な金融機関も住宅ローンのサービスを取り扱っています。代表的なのが独立行政法人住宅金融支援機構と民間の金融機関が連携して提供しているフラット35があげられます。

さらにモーケージバンクという新しい金融機関も登場してきました。これは住宅ローンのサービスだけを提供する金融機関で、手続きにスピードが早いという特徴があります。

カードローンを利用できる消費者金融

カードローンを利用できる金融機関としてまずあげられるのが消費者金融です。これはどのような業者なのかというと融資の対象は個人だけで小口の貸付をすることを事業内容としています。ただ消費者金融は貸金業法で定められている貸金業者に該当するので、総量規制の対象となります。そのため収入を得ていない人は原則この金融機関のカードローンを利用することはできません。

しかし現在では銀行は消費者金融と提携しているので銀行でもカードローンによってキャッシングすることが可能です。銀行は総量規制の対象にはならないので、収入のない人は銀行のカードローンを利用してキャッシングをすることになります。


住宅ローンとカードローンの融資額

住宅ローンも消費者金融のカードローンも人に対してお金を貸すという点では共通しているのですが、融資額に大きな違いがあります。

住宅ローンの融資額

住宅ローンは住宅を購入するためや新築、増築するために利用する資金を融資してもらうことになるので、最低でも数百万円、一般的には数千万円単位になります。実際に住宅ローンを利用して借入をする場合にはあまり気にしないのですが、いざ冷静になって考えてみると数百万円から数千万円の借金を負ったことになるので、大きなことであると言えます。

そして住宅ローンの融資額は大きくなるので、お金を貸す側の金融機関は当然リスクを負うことになります。そのため担保として住宅に抵当権を設定することによってそのリスクをヘッジし、さらに配偶者に連帯保証人になってもらうこともあります。

カードローンの融資額

消費者金融のカードローンを利用する場合の融資額は住宅ローンのような大きな額ではなく、基本的に数万円単位で多くても10万円から20万円程度になります。そのため融資をする金融機関は返済をしてもらえなかった時のリスクがそれほど大きくなるわけではないので、無担保、保証人なしで借入をすることができます。このようなことから住宅ローンを利用して借入をする場合よりも気軽にお金を借りることができるという特徴があります。


住宅ローンと消費者金融のカードローンの申込

住宅ローンを利用する場合も消費者金融でカードローンを利用する場合もまず金融機関に対して借入の申込をすることになります。そして申込の後に審査をすることになるので、そのための資料となる書類を提出します。そこで住宅ローンの申込の場合と消費者金融でのカードローンの申込はそれぞれどのようになっているのでしょうか?

住宅ローンの申込

住宅ローンの申込をするのは基本的に事前の審査をしてもらって、利用することができることが判明した後正式に申込をすることになります。申込の方法は利用する金融機関の店舗に行って手続きをすることになるのですが、ここ最近登場してきたネット銀行ではインターネットと郵送の方法を利用して申込の手続きをすることもあります。

そして住宅ローンの申込の手続きに必要な書類にどのようなものがあるのかというと利用する金融機関のローンの申込書、源泉徴収票、所得証明書、確定申告書などの申込者に収入があることを証明できる書類、一定の期間勤務先で働いていることを証明できる書類、登記事項証明書、売買契約書、建物の建築請負契約書、重要事項説明書など住宅を購入したり、新築したりしたことを証明する書類の写し、運転免許証、保険証などの申込者の本人確認ができる公的書類の写し、住民票、印鑑証明書など手続きをする時に必要な書類などがあげられます。

【申込み書類一覧】

  • 利用する金融機関のローンの申込書
  • 源泉徴収票
  • 所得証明書
  • 確定申告書などの申込者に収入があることを証明できる書類
  • 一定の期間勤務先で働いていることを証明できる書類
  • 登記事項証明書
  • 売買契約書
  • 建物の建築請負契約書
  • 重要事項説明書などの写し
  • 住民票
  • 印鑑証明書

また住宅ローンの契約をする時には金銭消費貸借契約と抵当権設定契約をするのでそれらの契約書、団体信用生命保険、火災保険に加入することになるのでこれらの申込書などを提出することになります。

このように住宅ローンの申込には必要な書類がたくさんあるので、事前にしっかり準備をしておく必要があります。

カードローンの申込

【申込み方法】

  • 店舗
  • 自動契約機
  • インターネット
  • 電話
  • 郵送など

消費者金融でのカードローンの申込は借入をしたと思ったらすぐに手続きをすることができます。また申込方法も多彩で店舗に行って手続きをする方法だけでなく、自動契約機、インターネット、電話、郵送などいろいろな方法で手続きをすることができます。また申込をしてから短期間で融資をしてもらうことができるのも特徴で、現在ほとんどの消費者金融は即日融資に対応しています。

そして消費者金融のカードローンの申込をする時に必要となる書類は住宅ローンの申込とは違って少ないです。どのような書類が必要になってくるのかというと必ず必要となってくるのが申込者の身分を確認することができる運転免許証、保険証などの本人確認書類です。

また申込をした金融機関での借入額が50万円を超えるか他社での借入額と申込した金融機関での借入額の合計額が100万円を超える場合は申込者が収入を得ていることを証明できる書類が必要となります。具体的には住宅ローンの申込の際に提出する収入証明書と同じで源泉徴収票、所得証明書、確定申告書などがあげられます。

【必要書類】

  • 本人確認書類:運転免許証など
  • 収入証明書(借入金額により):源泉徴収票、所得証明書、確定申告書など

また消費者金融のカードローンの申込の手続きは住宅ローンの申込の手続きと比較して手間がかからないという特徴があげられ、普段は仕事で忙しい社会人でも問題なく手続きをすることができるようになっています。


住宅ローンと消費者金融の審査

お金を借りるために金融機関に申込をした後、融資をする金融機関は申込者に対して貸付をしても問題ないかどうか審査することになります。なぜなら申込者がどのような人なのかというのを判断しないで融資をした場合、申込をした人に問題があった場合、融資金を回収することができなくなってしまうからです。

そのため住宅ローンの借入をする場合も消費者金融のカードローンを利用する場合も必ず審査を受けることになり、これに通過することによって借入をすることが可能となります。

住宅ローンと消費者金融のカードローンの審査はそれぞれどのようになっているのでしょうか?

住宅ローンの審査

住宅ローンの審査には基本的に事前審査と本審査があります。事前審査とは申込をする前に事前に融資を受けることができるかどうかを見てもらうものです。住宅ローンを利用して住宅を購入する場合、売買契約をする前に事前審査を受けて融資してもらえるかどうかをチェックすることになります。

一方本審査とは正式に申込をした後に融資が可能かどうかを審査してもらうことをいい、これに通過することができれば住宅ローンを利用することが可能となります。

そして事前審査と本審査のチェックされる事項にも違いがあります。前者の場合は主に年収と返済する額の割合が妥当かどうかを重視します。これに対して後者の場合は借入額の妥当性と返済能力があるかどうか、また信用情報に登録されている事項に問題点がないかなどをチェックします。基本的に本審査のほうが仮審査よりもしっかり厳しく審査されることになります。

また銀行の場合、事前審査は住宅ローンを取り扱っている銀行が行いますが、本審査は最終的に住宅ローン債権を持つ銀行関連の保証会社が行っています。

カードローンの審査
  • 申込者の年齢
  • 職業
  • 勤務先
  • 勤続年数
  • 雇用形態収入
  • 家族構成
  • 他社からの借入額の有無

消費者金融のカードローンの審査は住宅ローンの借入の審査とは違い、申込をした後行い、事前審査というものはありません。どのように審査がされるのかというと申込者の年齢、職業、勤務先、勤続年数、雇用形態収入、家族構成、他社からの借入額の有無などを数値化してそのスコアリングを元に審査をすることになります。

特に重視されるのが年齢、収入、勤続年数、他社からの借入額です。年齢はカードローンの利用できる年齢の範囲であるかどうかを判断されるからです。また収入と勤続年数によって継続的にどの程度の収入を得ているのかを把握することができるからです。また他社からの借入額は申込者の収入と共に総量規制に抵触することなく融資が可能かどうかがわかるからです。

そしてカードローンの審査は住宅ローンの審査とは違い、それほど厳しくはなく、普通に社会人として仕事をしている人であれば収入が少なくても審査に通過することは可能です。


住宅ローンとカードローンの金利の比較

お金を貸す事業をしている金融機関はどのようにして利益を得ているのかというと融資をした日から返済日までの期間の利息を取ることによっています。そしてどのようにして利息の額が決まるのかというと残債に一定の利率をかけて計算することになります。

そこで利息を計算するための利率のことを金利といい、融資のサービスには必ず定められています。そして住宅ローンも消費者金融のカードローンも当然金利が定められていますが、それぞれ数値は違います。また金利の種類もいくつかあり、融資のサービスによってそれも違ってきます。

住宅ローンの金利

住宅ローンの金利はここ10年程度は低金利の状態が続いています。そのため現在利用する人は低金利の恩恵を受けることができ、支払総額も低くすることが可能になります。そしてバブル期の頃は金利が5%から最高で8%前後あったのですが、バブルの崩壊と共に下がってきて民間の金融機関は変動で2%台、固定で3%台となっています。

【住宅ローンの金利タイプ】

  • 固定金利
  • 変動金利

そして住宅ローンの金利のタイプも大きく分けて固定金利と変動金利の二つがあります。固定金利とは借入から完済までの期間、金利が固定されているタイプのもので変動金利とは一定の期間ごとに見直されて金利が変動していくタイプのものを言います。変動金利は時が経過していくことに上がることも下がることもあるので、リスクが存在すると言えます。

また住宅ローンの金利はどのように決まってくるのかというと固定金利と変動金利で違いがあります。固定金利の場合は数十年スパンで経済がどのようになっていくのかを考慮して決められることになるので新規発行の10年国債の金利を基準に決定されることになります。これに対して変動金利の場合はその時の経済がどのようになるのかを基準に決められることになるので、短期プライムレートの金利に沿って決められることになります。

カードローンの金利

消費者金融のカードローンをする時の金利はどのようになっているのかというと現在では利用する業者によって多少の違いはあるものの大体年4.5%から18%程度になっています。カードローンを利用する際、多くは数万円程度の融資を受けますが、その場合最高利率である年18%の金利が適用されます。そのため住宅ローンの何倍もの金利となり、かかってくる利息の割合も多くなっています。

そして現在消費者金融は上記の金利で提供していますが、一昔前はもっと高い金利となっていました。なぜなら貸金業法改正前はグレーゾーンがあったからです。グレーゾーンとはどのようなことなのかというと法律の定めには反するが罰則規定がないので、違反しても罰せられない範囲の金利のことを言います。総量規制が制定される前は利息制限法では最高20%までの金利となっていたのですが、この規定に違反しても罰則はありませんでした。

そして出資法という法律がありこちらは最高29.2%までの金利ならOKで、これに反してしまうと罰せられるということになっていました。そのため20%を超えて29.2%以下であれば法に反しても罰せられないのでこの範囲で金利を設定する消費者金融が多くありました。しかし貸金業法が改正された現在では出資法の上限金利が20%まで引き下げられてグレーゾーンが無くなった関係で上記のような金利となっています。


住宅ローンで借入する場合の消費者金融(カードローン)の利用経験の影響

住宅ローンで借入をする場合、いろいろな事項を審査されることになるのですが、その際に信用情報にどのようなことが登録されているのかということを確認します。

なぜなら事故情報や借入額があったりすると融資をするときに金融機関側がリスクを負ってしまうことになる場合があるからです。そのため消費者金融でカードローンを利用した経験のある人は住宅ローンの借入をする時にいろいろな影響が出てくる可能性がありますが、実際はどのようになっているのでしょうか?

借入がある場合

消費者金融からの借入がある場合は住宅ローンの審査の際にそのことが影響してきてしまう可能性は十分にあります。なぜならカードローンの経験があることによって金融機関側がマイナスの評価を下してしまい、審査ではねられてしまうこともあるからです。

しかしこのような場合すべての状況で影響が出てしまうというわけではありません。例えば現在借入をしていて残債が残っている場合でも収入などその他の点では全く問題がない場合はスムースに審査に通過することもできます。そのため借入があるからといって住宅ローンの利用を諦める必要はなく、積極的に申込をしてみるといいでしょう。

延滞経験がある場合

キャッシングをして延滞経験がある場合は審査にはねられてしまう可能性が高くなってしまうと言えます。なぜなら住宅ローンの審査で信用情報にどのようなことが登録されているのかということはとても重要で、その中でもネガティブな内容のものがあればかなり印象は悪くなります。

延滞の経験があるということはしっかり返済をしてくれない可能性があると捉えられてしまうので、信用度が低くなり審査に通過することができないということになってしまいます。

完済すれば問題ないか?

消費者金融を利用してキャッシングをした経験が過去にはあるが、現在は完済している場合はどのような影響があるのかというとこの場合は基本的に影響はないと言えます。なぜなら現在は借金を負っているというわけでもなく、他の条件を満たすことができれば、金融機関側にとってのデメリットはないからです。

ただ完済はしているがキャッシングをしていた当時何回か延滞している場合は話が変わってきます。この場合は時期にもよりますが、信用情報に延滞履歴が登録されているので、それによって住宅ローンの利用に大きな影響が出てきてしまいます。

ポジティブに評価される可能性は?

消費者金融で借金をしたということは住宅ローンを利用する際にネガティブなイメージを抱かせるものですが、逆にポジティブに評価される可能性はあるのかというと場合によってはあります。

例えばこれから利用しようとしている住宅ローンのサービスを提供している銀行と提携している消費者金融でキャッシングをしていて、借入がある場合でも現在までしっかりと返済している場合は逆に信用力がアップしてポジティブな評価をされることがあります。

住宅ローンの借入後にカードローン利用はできるか?

住宅ローンの借入をする場合、消費者金融の利用経験があると影響が出てしまうことがありますが、逆に住宅ローンの借入をした後に消費者金融でカードローン利用をした場合はどうなのかというと基本的には問題ありません。なぜなら住宅ローンとカードローンの利用する金融機関は違うので、知られてしまう可能性は皆無だからです。

また仮に住宅ローンを利用している銀行とカードローンを利用する消費者金融が提携している場合はお互いにメリットがあるのでサービスを提供する側の金融機関にマイナスなイメージを与えることはありません。さらに銀行で住宅ローンを利用するとさらに同じ銀行が提供しているカードローンも利用しませんかと勧めてくるくらいなので、このことからも問題ないと言えるでしょう。


住宅ローンとカードローンの融資のスピード

金融機関からお金の借入をする場合は申込、審査、融資の手続きを得る必要があるので一定の時間を要することになります。そして住宅ローンの融資と消費者金融の融資のスピードにも違いがあり、前者よりも後者のほうが圧倒的に短いです。

住宅ローンの融資

住宅ローンの場合はまず住宅を購入する前に事前審査をすることになり、これは最短で即日、長くて数日から1週間程度かかります。その後住宅の売買契約を締結して正式に申込をして本審査を受けて、これに1週間から2週間程度必要となります。本審査に通過することができればローン契約をすることになり、いろいろな手続きをした後書類の審査を経て、最後融資の実行をすることになります。

そのようなことから住宅ローンの場合は利用の準備をしてから1ヶ月程度、長くなる場合は1ヶ月半程度の期間を要することになります。なぜこのように時間がかかってしまうのかというといろいろな手続きや契約をしなければならないということと融資の額が大きくなるので、すぐに実行するというわけにはいかないからです。

消費者金融(カードローン)の融資

消費者金融の融資のスピードは住宅ローンとは違い、大半は即日で融資を受けることができます。業者によっては申込をしてから最短で30分から1時間程度で融資を受けることができる場合もあり、お金に困った場合でもすぐに調達することができます。

また住宅ローンの実行は銀行などの金融機関が営業している平日の昼間の時間しかできないのですが、消費者金融のカードローンの場合は一定の口座への銀行振込や自動契約機を利用することによって平日の夜や土日祝日の時間でも融資を受けることが可能となっています。 カードローンの場合は住宅ローンとは違い、融資額が少額になっているので、簡単な審査で即融資をすることができます。


住宅ローンの返済方法と消費者金融のカードローンを利用した場合の返済方法

金融機関からお金の借入をした場合、あらかじめ決められた日に一定の額を返済しなければなりません。そして住宅ローンの借入と消費者金融のカードローンを利用しての借入の返済方法はどのようになっているのでしょうか?

住宅ローンの返済方法

住宅ローンの返済方法は基本的に月1回のペースで一定の決められた額を支払うことなり、場合によってはボーナス払いを加えることもあります。そして住宅ローンの返済方法には元利均等返済の方法と元金均等返済の二つの方法があります。前者は毎月の返済額を一定にしてその中で元金と利息に振り分けて返済していくという方法で後者は返済をする元金の額を一定にしてそれに残債の利息を加えて返済していくというものです。

それからまとまったお金が入ってきた場合に利用できる繰り上げ返済があり、すべての借入額と利息を返済するのが繰り上げ完済で借入額の一部を返済するのが一部繰り上げ返済です。一部繰り上げ返済の中にも返済期間を短くする方法と返済額を少なくする方法の二つの方法があります。

カードローンの返済方法

消費者金融のカードローンの返済も住宅ローンと同じ月1回の返済をすることになります。そして返済方法は原則リボルビング払いの方法となっています。これは毎月決められた一定の額を返済していく方法です。例えば3万円の借入をした場合毎月1万円の元金を支払うという内容のリボ払いであれば元金の1万円と残債から発生する利息を支払うことになります。

この支払い方法のメリットとして毎月支払額が決まっているので返済に追われることがないということがあげられますが、その反面なかなか元金が減らないので、長期間の返済を余儀なくされ、また総返済額も多くなってしまうというデメリットもあります。


住宅ローンの借り換えと消費者金融のカードローンの借り換え

融資を受けた場合、利用した金融機関をずっと利用しても構わないのですが、必ずしもそのようにする必要もありません。なぜなら時の経過とともに他の金融機関を利用したほうがメリットを受けることができる場合もあるからです。そこで金融機関から融資を受けて返済している途中に借り換えをして他の金融機関を利用することにするというケースも少なくありません。

住宅ローンを利用している場合も消費者金融でカードローンを利用している場合も借り換えをすることがありますが、前者の場合は総返済額を少なくするためで後者の場合は債務の一本化や借金の返済が苦しくなった場合の解決の目的であることが多いです。

住宅ローンの借り換え

住宅ローンの借り換えをする場合は基本的に現在利用しているローンよりも金利が低いローンのサービスを提供している金融機関に乗り換えるのが目的であることが多いです。なぜなら金利が少なくなればそれだけ支払う利息も少額で済むので結果的に総支払額を圧縮することができるからです。

そして住宅ローンの借り換えをする基準というものがあり、一般的には金利差が1%以上、返済期間が10年以上残っている、残債が1000万円以上である場合に効果的であると言われています。しかし返済期間や残債が多い場合は金利差が1%以下であっても十分効果があり、0.5以上あれば十分効果を期待することができます。

また住宅ローンの借り換えの手続きは諸費用が60万円から80万円程度必要になるので、手続きをする場合はこの点も考慮する必要があります。

【住宅ローンの借換え基準】

  • 金利差が1%以上
  • 残りの返済期間が10年以上
  • 残債が1000万円以上
カードローンの借り換え

消費者金融のカードローンの借り換えをする目的として債務の一本化をすることが主な目的であると言えます。債務の一本化とは複数の金融業者から借金をしていた場合、借入先を一つの金融機関にすることを言います。債務の一本化をすることによって借金の管理をしやすくなったり、住宅ローンの借り換えと同じように低金利の恩恵を受けて支払う利息を抑えることで支払う借金も少なくできます。

また返済が厳しくなった場合、債務整理をするかカードローンの借り換えをするかという判断をすることがあります。債務整理をしたほうが利息だけでなく元金も減額できたり、また過払い金を取り戻すことができたりするので苦しい返済を免れるという点では優れているのですが、信用情報に事故として登録されてしまうので今後5年程度借入ができなくなってしまいます。

一方カードローンの借り換えは利息は減らすことはできても元金はそのままなので、返済総額をそれほど減らすことはできませんが、信用情報にネガティブなことは記載されないのでその後の生活もしやすくなるというメリットがあります。そのため借金の返済はそれなりに苦しくても収入はそれなりにあって、多少借金を減額できればなんとかなるといった場合は借り換えの方を選択することになるでしょう。






カードローンの豆知識

カードローンの借り換えについて

カードローンでお金を借りている場合、金利は低ければ低いほど、返済金額が少なくてすむので助かります。といっても、一度お金を借りてしまうと、他のカードに乗り換えるのは、面倒なことと同時に、なんとなく気が引けてしまいがちです。しかし、カードローンは借金なので、なるべく低い金利のところを選び、なるべく早くお金を返済できれば、生活も安定しますし、断然そちらのほうがいいのです。

最近は、ローンの「借り換え」や「おまとめローン」といったサービスに各社が力を入れています。総量規制が導入されてから、業界としても生き残りをかけた熾烈な戦いが始まったのです。これまで、いくらでも貸し出せたものが、他の金融機関からの借入金額も含め、収入の3分の1しか貸し出せなくなったので、市場の潜在パイは一気に縮小し、顧客争奪戦がはじまったのです。利用者としては、このような状況を賢く活用するべきでしょう。

現在借りているローンの残高が少ない場合は、そのまま返済したほうがベストだと思いますが、残高が多い場合は、現在の金利よりも低い金利で貸し出してくれるローンに借り換えることをお勧めします。さらに、複数社から借入をしており、合計残高が多い方は、おまとめローンをお勧めします。

今はネットで、条件などを比較しているサイトがありますので、情報を分析した上でカードローンの借り換えをしましょう。



おまとめローンの審査方法について

まず、おまとめローンとう商品について、簡単に説明させて頂きます。 おまとめローンとは、他社の借入れを一本化して、毎月の支払金額や、あちこち支払いに行く手間を省くという事を目的としたローンです。小口のローンと比べて、金利は低く設定されていますし、枠内での追加の融資もできないため、必ず完済できる仕組みになっています。

審査方法ですが、基本的な聞き取り内容は、ほぼ小口のローンと同じです。しかし、家族構成や他社の借入れ先など、さらに詳しく聞き取りされます。必要書類は、運転免許証などのほかに、所得証明書や源泉徴収票なども必要になります。 また、大口の商品となるため、連帯保証人の方が必要になります。連帯保証人の方も、支払いをする義務が生じるため、お申込み人同様、詳しい聞き取りやよりたくさんの書類が必要となります。自営業者の場合は、確定申告書や損益計算書や他社との取引明細なども必要です。

このようにして、聞き取り調査と必要書類がそろった後、自宅と会社の在籍確認をとります。もし、自宅が持ち家などで不動産を持っていれば、不動産謄本をとり、ある程度の価値も調べます。会社は、データバンクなどで、必ず調査します。 このように、詳しい審査をしたあと、稟議をあげ、決済がおりれば融資ということになります。 お客様には、必要書類が増えるだけで、あとは会社が調べるので、あまり申告にならずにお申し込みされるとよいです。

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